アンテナレベルとは?

家族でテレビ番組を楽しんでいたら突然画面が乱れだした、何も映らなくなってしまった時、どうしたのか調べだすとすぐにぶつかる言葉が「アンテナレベル」でしょう。アンテナレベルとは何か?どのような状態であればテレビ視聴が可能になるのか?アンテナレベルについてみてみましょう。

アンテナレベルとは?

「アンテナレベル」は地上デジタル放送(地デジ)、衛星放送の電波を受信する強度のことです。このアンテナレベルが一定レベルの電波を受信していない場合、どんなに素晴らしいテレビを設置していてもテレビ放送を楽しむことはできません。現在のアンテナレベルはテレビで確認することができます。

  1. テレビ画面のメニュー→本体設定
  2. 本体設定→アンテナ設定
  3. アンテナ設定→電源・受信強度表示

電源・受信強度表示の画面に表紙された0~100の数値のアンテナ強度が「アンテナレベル」となります。

アンテナレベルについて

地上デジタル放送の推奨レベルは「44以上」、BS・110度CSデジタル放送における推奨レベルは「50以上」とされています。E201、E202、E203などのエラーコードは、テレビや電波の受信環境に何らかのトラブルがあり受信レベルが下がっている場合に表示されます。アンテナレベルに大きな変動がある場合、レベルが推奨レベルを下回った場合、チャンネルによっては映らなくなったり、画面が乱れたりすることがあります。

<レベル0の場合>
アンテナレベルが0の場合は電波の受信が全くできていないか、何らかの原因でアンテナレベルが急激に低下したことを表しています。テレビ機器本体に故障が発生したもしくはコードなどの接続に問題が発生したことが考えられるため、テレビの設定や配線をよく確認する必要があります。

<レベルが推奨値に到達しない>
アンテナレベルが推奨値に到達せずテレビの視聴ができない場合は、アンテナや建物の立地に問題がある可能性が考えられます。

<レベルが推奨値を大きく上回っている>
アンテナレベルは高すぎても映りが悪くなります。この場合は電圧の増幅器(ブースター)に問題が生じていることが考えられます。ブースター本体のつまみを操作して推奨レベルに下げる調整が必要です。電圧の増幅は周囲への妨害電波となることもあるので注意が必要です。

アンテナレベルが下がる原因と対処法

アンテナレベルが低下する主な原因は大きく分けて以下の3パターンがあります。

  1. 天候
    台風や大雪などの場合、一時的に電波が届きにくい状態になる場合があります。天候が回復した後もアンテナレベルが低下したままなら、アンテナの向きが当初の向きより動いた可能性が考えられます。またアンテナ周辺の環境(ビルなど背の高い建築物、アンテナをふさぐように木の枝や植物が伸びていた)によって電波が遮られているケースもあります。
  2. アンテナとテレビの接続不良
    アンテナとテレビを繋ぐ配線に問題があるとアンテナレベルは低下します。また気づかないうちにケーブルが断線を起こしていることも考えられます。ブースターや分配器を使用している場合は周辺機器の動作確認も必要です。
  3. テレビ本体の設定
    テレビの設定画面から現在地(住所)を正しく入力することで現住所の放送局からの電波を受信することができます。引越直後や購入して間もないテレビ、人から譲り受けたテレビではテレビ本体の設定が間違っていたり、完了していないことがあるので確認しましょう。

テレビの視聴ができなくなり、アンテナレベルが下がっていることが確認できたら「テレビ本体」、「配線」、「アンテナ」の3点をチェックする必要がありますが、アンテナが屋根の上など高い場所にある場合、作業には危険が伴います。無理に自分で直そうとせず、専門業者に依頼することで安全で確実な工事や設定が可能になります。