デザインアンテナって?

地上デジタル放送やBS/CS放送、家で見られるようになって嬉しいけど、意外に外から見ると取り付けたアンテナが目立つ…とお悩みではないでしょうか?
実は外観を損なわずに済む「デザインアンテナ」というものがあります。一体どんなものなのか、紹介していきます。

デザインアンテナってどんなもの?

デザインアンテナは、UHF帯・地上デジタル放送電波を受信できるデザイン性に優れたアンテナです。従来の魚の骨型をした八木アンテナの後に誕生し、徐々に普及してきました。
各メーカーから複数作られるようになりましたが、どれも平面の形をしており、外観による導入のしやすさを魅力としています。

デザインアンテナの受信感度は?

見た目を重視しているアンテナなので、設置する際に受信感度やアンテナの強度はどうなのか気になると思います。
一般的にアンテナは地面から離れて高い位置にある方が感度が良くなるといわれています。電波塔との距離によっても希望の場所に設置できるかどうか決まります。これはデザインアンテナだからといったことではなく、どのアンテナの場合も同じです。
従来の八木アンテナと比べて受信感度が劣ることはありませんが、家の設置できそうなポイントを調べると、従来通り屋根の上に八木アンテナを設置した方が受信感度が良く、満足度が高いことも多いです。

屋根裏へのアンテナ設置

それでも外観が気になるけど、やはり電波状況が悪くなるのは避けたい…
そんな場合、屋根裏に八木アンテナを取り付ける方法もあります。配線工事をするので、アンテナ専門業者に依頼する必要があります。

  • 屋根裏に出入り口があり定期的に点検ができる
  • アンテナ設置に必要なだけの屋根裏のスペースが確保できている
  • 屋根が金属性以外のものである

以上の条件を満たしていれば設置が可能です。

専門業者が設置場所の電波塔の方角、アンテナの向き、高さ、周りの建物などをチェックし、問題がなければ施工に入ります。
建物内に設置するのでアンテナと配線の劣化も少なく、倒壊・落下の危険もありません。

デザインアンテナ設置の金額の相場は?

工事の内容にもよりますが5~8万円が通常の相場です。
ブースターの設置なしで済んだり、業者の出張費などを含まない場合を考えるともう少し抑えることができそうです。
初期に厳しく費用を抑えようとすると、逆に手間がかかってしまったり不都合が出てくることも考えられるので、安全面を考慮した上でしっかり任せることが出来る業者を選び、よく相談しましょう。

電界強度とは?

アンテナを設置する際に電界強度という言葉が関わってきますが、これは受信できる電波の強さを指します。
電波塔に近い位置で、電波の受信レベルが高い地域を強電界、中程度の地域を中電界、電波塔から離れていたり、障害物があり電波の弱い地域を弱電界と言います。
電界強度が基準に満たない場合、屋根裏や希望する場所への設置が施工業者によって断られてしまう場合もあります。

デザインアンテナ設置のメリット・デメリット

メリット

  • スタイリッシュでデザイン性が高い平面アンテナなので、外観を損なわずに設置できる
  • 太陽光パネルを設置していても、壁面にデザインアンテナを併設しやすい
  • 設置場所による雨風や気候の影響を受けにくく、壊れにくい

デメリット

  • 色や外観は選べるが、性能はどのメーカーのデザインのものもほぼ同じ
    (従来の八木アンテナは指向性に応じて選ぶことが出来る)
  • 壁面に設置するため、角度を細かく調整できない
  • 八木アンテナと比べて金額が割高
  • 電波状況によりブースターが必要となるか、設置場所が限定される。

よく検討し、家の構造に合った最適な方法でテレビアンテナの設置を行えると、快適にテレビを見ることができ、より生活も楽しくなるでしょう。