衛星アンテナと地デジアンテナの違い

周波数の違い


アンテナ工事をする前に、衛星アンテナと地デジアンテナの違いを理解しておくことはとても大切なことです。
衛星アンテナはBSやCSなどの衛星放送を見るために必要なアンテナで、人工衛星から電波を受信します。
一般的な地上波放送を見る時には地デジアンテナが必要です。
1つのアンテナでどちらの放送も見れると勘違いしている人もいるのではないでしょうか。
衛星アンテナと地デジアンテナは電波を受信するものであるため、本質的には同じものです。
しかし、周波数に違いがあります。
衛星アンテナでは3GHz~30GHz、地デジアンテナは300MHz~3GHzです。
この違いはFMラジオ各局の周波数の違いに似ていると言えるでしょう。
各局では76.4kHzや84.4kHzなど対応する周波数が異なりますが、電波を送受信するということは同じです。
衛星アンテナと地デジアンテナも周波数の差が広がったものとなります。

形状の違い


形状にも違いがあります。
衛星アンテナは丸いお皿のような形をしており、地デジアンテナは針金を組み合わせた魚の骨のような形のものや、四角いコンパクトなものがあります。
形が違うのは、デザイン性の問題ではなく発信局からの距離が関係しているのです。
衛星アンテナは宇宙と通信するため長距離となりますが、地デジは地上で通信をするため短距離です。
距離が長いほど電波は弱くなるため、衛星アンテナは電波を受信する方向を限定します。
一つの方向から集中的に受信するために、丸いお皿のような形が役立ちます。
お皿の中に届いた電波は反射して皿の中心部に集丸のです。
一箇所に電波を集中させることで、長距離で弱い電波も強くさせることができます。
集めた電波はコンバーターという部分で受信し、テレビに送るという仕組みです。
地デジアンテナは短距離であるため、お皿のような形にして電波を集中させる必要はありません。
針金のようにした方が風や雨、雪の影響を受けにくく、倒れた時も被害が小さくて済みます。
衛星アンテナと地デジアンテナの違いを知り、アンテナ工事をしてみてはいかがでしょうか。
2つ同時に工事をした方が費用と手間がかかりません。