BS/110度CS衛星放送について

2018年12月1日からBS/110度CSで4K放送が開始となり話題となっています。
4K放送のスタートとともにテレビも4K8K対応のものなどが販売されるようになり、BS/110度CSという言葉を耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
しかし、BS/110度CS衛星放送がどんなものであるのかご存知ですか?
普通の地デジと何が違うのか・・・。視聴するにはどうすればよいのか・・・。
ここでは、家でのテレビの時間を更に充実させることが出来るよう、BS/110度CS衛星放送についてお話したいと思います。

そもそもBS/CSとは?

BS/CS110度衛星放送では、人工衛星を使用する事で地デジ放送とは別のたくさんの専門チャンネルを視聴する事が出来ます。
チャンネルの種類はドラマ・スポーツ・ギャンブル・アニメ・音楽・映画などがあり、それぞれ専門性をもったチャンネルとなっています。
中には無料で視聴できるチャンネルもいくつかあるため、多くの人が利用しています。
地デジとは違い、衛星放送では広大なエリアをカバーする事が可能となり、大容量の情報を伝達する能力を持っています。
東経110度の静止衛星軌道から日本の全土、ハイビジョン放送や今話題の新4K8K衛星放送などのクオリティの高い放送を発信しています。
また、災害に強いといったメリットがあり、非常時の際にはいち早く情報を届けてくれます。

人工衛星はどこにある?

人工衛星と聞くと宇宙にプカプカ浮いている光景をイメージする人が多いかもしれませんが、どのぐらい離れた距離から電波を飛ばしているのかご存知でしょうか?
実は、BS/CSなどの衛星放送のアンテナは上空のはるか36000㎞にあると言われています。
距離としては地球1周分とまではいきませんが、それに近いと言ってもいいほどの距離から電波を送っているという事になります。
また、高度36000㎞の地点にはBS/CS放送の人口衛星の他にも、早期警戒衛星(他国のミサイルの警戒等)や気象観測衛星・通信衛星などがあります。
人工衛星は静止軌道上にある為、動くことなくいつも同じ場所で電波を送り続けてくれます。
人工衛星に電波を送るにはアップリンクセンター(衛星放送の電波を、人工衛星に向けて送信する放送局)で運用し全国へ衛星放送の電波を送り届けます。
放送電波の流れとしては、放送局→アップリンクセンター→人工衛星→各アンテナといった流れでご自宅まで電波が届く事となります。

BS/110度CS放送を見るには?

BS/110度CS放送を視聴するためは、下記のアイテムが必要となります。

BS/110度CSデジタルアンテナ

まず、BS/110度CS放送を視聴する為には、放送を受信する為のアンテナが必要となります。
ここで気を付けなければならない事が、地上デジタル放送用のアンテナでは受信できないという事です。
また、BSアナログ放送用のアンテナではBSデジタル放送は受信する事が出来ますが、110度CS放送の受信には制限があるので注意が必要です。
これから導入を検討している場合は、BSデジタル放送・110度CSデジタル放送に対応したアンテナを設置するのが良いでしょう。
衛星放送は、周囲に大きなビルなどの障害物がある場合や、アンテナの方向に障害物がある場合は受信する事が難しいため、設置前に周りの環境を確認しておくと安心です。

BS/110度CS対応アンテナケーブル

アンテナを無事に設置する事が出来たら、次にテレビにつなげるためのアンテナケーブルが必要となります。
この時に注意したいのが、BSデジタル・110度CS放送対応のアンテナケーブルを使用する必要があるという点です。
アンテナケーブルを購入する際には「BSデジタル110度CSデジタル対応」と表記されているものを選び、心配な方は販売店の店員さんなどに相談してからの購入が安心です。

テレビ

BS/CS放送を受信するにはチューナーが必要となります。
近年販売されているテレビにはこのチューナーが内蔵されている物がほとんどですがチューナーが内蔵されていない場合は別途にチューナーを用意する必要があります。
また、BSデジタル放送と110度CSデジタル放送では「標準画質」と「ハイビジョン画質」の放送があり、テレビによってはハイビジョンに対応していない場合があるので事前に確認しておくと安心です。