台風によるテレビアンテナの被害

日本は多くの台風が横断するため、毎年台風の被害は多く報告されます。
台風は強い雨や風をともない、暴風による大きな被害も多く、厳重な警戒が必要となります。
そんな中で、台風による建物の破損などの被害に加え、テレビアンテナの被害も多く報告されています。
ここでは、台風の前にチェックする事が出来るよう、台風対策と台風によるテレビアンテナの被害についてお話ししていきたいと思います。

【台風による被害】

テレビアンテナは屋根上に設置されているものが多いため、台風の影響を受けやすいので注意が必要となります。
電波を遮る障害物がない屋根上は電波を受信するには適していますが、同時に風を遮る障害物もないため、台風などの自然災害の影響を受けてしまいます。
台風によるテレビアンテナの被害は下記のようなケースが多く見られます。

・テレビの映りが悪くなる

台風による大雨などの影響でテレビの電波が遮られてしまい、映りが悪くなってしまう事があります。
この症状は、地上デジタル放送よりもBS・CSなどの衛星放送に多く見られると言われています。

・アンテナが倒れる

台風による強風で屋根上に設置されているアンテナが倒れたり飛ばされてしまったりするケースも多く見られます。
このような被害は、台風時には一番多いと言われています。
アンテナが倒れたり飛ばされたりしてしまうと、テレビの映りが悪くなったり、場合によっては全く映らなくなってしまう事もあります。

・アンテナの向きが変わってしまう

台風による強風でアンテナの向きが変わってしまい、テレビの映りに影響を及ぼす場合があります。
アンテナの向きが変わってしまうと、電波を適切に受信する事が出来なくなってしまう為、テレビの映りが悪くなってしまったり、全く映らなくなってしまう場合があります。

【アンテナが倒れてしまう原因】

台風時に1番多く起こるのは、アンテナが倒れるなど飛ばされてしまうケースです。
その原因として下記の事があげられます。

・アンテナを支える部品の劣化

アンテナを設置する際には、強い風で倒壊してしまう事のないよう強風対策の作業がしっかりと行われます。
屋根にアンテナを設置するさいには、「屋根馬」とよばれる部品を使用してしっかりと固定し、障害物や複数のアンテナが必要な時には斜めに「支線」と呼ばれる補強のワイヤーを設置する事で、屋根全体でアンテナを支えられるようにします。
しかし、しっかりと固定されていても雨風の影響を受けてしまい年々劣化していってしまう事は免れません。
劣化していくと、支線の固定が外れてしまいアンテナの倒壊に繋がる可能性があるので注意が必要です。

・屋根の劣化

アンテナに問題はなかったとしても、屋根自体が大きく劣化している場合も注意が必要です。
屋根の部材が劣化する事で固定がゆるんでしまい、アンテナ自体がぐらついてしまう可能性があります。
ぐらついた状態のままでいると風の力を受けやすく、最悪の場合屋根の構造材を巻き込んで倒れてしまうケースも考えられるので非常に危険です。

【事前に出来る台風対策】

・アンテナの種類を変える

多くの人が使用している屋根上に設置するタイプのテレビアンテナは、どうしても雨や風・雪などの影響を受けやすくなってしまいます。
近年では、壁面に設置するタイプや屋内に設置できるタイプのものも販売されており、台風などの影響を受けにくい為おススメです。
これからアンテナの設置・修理などを検討している場合は、違うタイプのテレビアンテナに変えるという選択も良いのではないでしょうか。

・強度の強い設置をしてもらう

屋外にアンテナを設置する場合、専門業者に依頼する事で台風による強風・大雨でアンテナがずれることのないよう、強度の強い設置を依頼してもらうのが良いでしょう。
しっかりと設置してもらうことで、台風によるアンテナ被害を防ぐことが出来ます。