今一度「4K・8K放送」について

昨年12月1日に「新4K8K衛星放送」がスタートし、リアルで臨場感ある大迫力の映像をご自宅で楽しんでいらっしゃる方もあるでしょう。その一方で、素晴らしい画質のテレビということはわかっていても、「うちの4kテレビで見られないの?」「結局どうすればいいの?」となかなか次世代の映像に踏み出せない方も少なくありません。放送開始から3か月、今一度「4k・8k放送」についてみていきましょう。

4k・8k放送とは

地上デジタル放送がスタートしてアナログ放送が終了したように、4k・8k放送(正式には新4K8K衛星放送)が始まったからといって、テレビを新しくしないと今見ている番組が見られなくなるということはありません。4k・8k放送は地上デジタル放送とは別の新しい放送です。

画像は正方形の点(ドット)が集まって作られていますが、画像を構成する点の数(密度)が増えれば増えるほどきめ細かくきれいな画像になります。4kや8kという数字はこのドットの数を表しています。

  • HD (ハイビジョン) 1,280×1080
  • フルHD (フルハイビジョン) 1920×1080
・2K 1920×1080 又は 2560×1440
  • 4k 3840×2160
  • 8K 7680×4320

4k(3,840×2160)は横に3840個のドット、縦に2160個のドットが並び、画面全体では829万4400個のドットが並んでいることを示しています。3840がおおよそ4000であり、1000=1kから4Kとされているのです。HDから8Kへ数字が大きくなる程、映像はきめ細かくきれいに表示されます。8Kはスーパーハイビジョンと呼ばれてハイビジョンの36倍のドットが並びます。つまり今まで1個の点であった物が36個の細かい点になるとわかると8k放送での映像の繊細さが想像できるかと思います。さらに4Kや8Kでは従来より広範囲の色を表現でき、色の明るさにも自然に表現できるようになったことから、静止画像から動きの速い映像までをよりなめらかに鮮明な映像で映し出すことが可能になりました。これまでの2Kでは不鮮明だった色彩や明暗も、4kや8kではより美しく立体感の強い映像になり、映像がよりリアルで臨場感を増し、大迫力で楽しめるようになりました。

新4k8k衛星放送を見るには

新4K8K衛星放送には無料で見られる番組と、業者との契約が必要になる有料番組があります。

①(BS右旋)

BS朝日4k,BSテレ東4k,BS-TBS4k,BS日テレ4k,BSフジ,NHK BS4k

②(BS左旋)

ショップチャンネル4k,ザ・シネマ4k(有料), 4kQVC, WOWOW(有料) ,NHK BS8k

③(110度CS左旋)全て有料

J SPORT1~4(4k),スターチャンネル4k,スカチャン1~2 4k,日本映画+時代劇 4k

◆4k対応テレビ+4k対応チューナー+既存のBSアンテナ(2k)をお持ちの場合①の番組を視聴可能
◆4k対応テレビ+4k対応チューナー+2k4k8k対応BSアンテナ(右左旋円偏波対応BSCSアンテナ)をお持ちの場合

①②③すべての番組を視聴可能
有料番組については別途サービス提供業者との契約が必要になります。

多くの皆さんがお持ちの「4k対応テレビ」と「4kテレビ」には違いがあります。多くのメーカーから発売されている「4k対応テレビ」は、現在放送されているデジタルハイビジョン放送を受信でき、加えて外部から入力された4K映像信号を4K本来の画質(水平3,840画素、垂直2,160画素)で表示できるテレビです。4k放送を見るためには別途4k対応チューナーが必要になります。一方「4kテレビ」は4K対応テレビの機能に加え、4K放送をテレビ本体で受信可能になり、4k対応チューナーを別途準備する必要がありません。

新4k8k衛星放送を楽しむために

テレビ、アンテナ、チューナーを揃えれば視聴ができますが、環境によってはブースター、分配器、ケーブルなどの補助機器が必要なケースもあります。アンテナ工事のプロに依頼することで、4k8k視聴のための的確な環境づくりができ、ご自宅で迫力の映像をお楽しみいただけます。