テレビが映らない原因は?その調べ方とは

昨日まで何事もなくテレビを見ることができていたのに、突然何らかの原因で映らなくなってしまった…。そんな経験はありませんか?
テレビの受信レベルを画面で確認すると、特に受信レベルには問題がなさそう。これではどのように対処したらよいかわかりませんよね。テレビの映りに問題があるときの原因の調べ方をご紹介しますので、テレビのトラブルで困ったときに参考にしてみてください。

受信レベルが十分なのに画面が映らない場合

テレビのアンテナ受信レベルは目で見て確かめることができます。リモコンのホームボタンから「設定」の項目を選んで、受信設定や受信レベル確認の項目を選べば、画面上で簡易的に受信レベルを確認できます。
確認しても十分に受信レベルを保っている場合は、以下のパターンが考えられます。

受信レベルが適正レベルより「高すぎる」

地上デジタル放送のアンテナ受信レベルの目安は「44以上」、衛星放送になると「50以上」の数値が必要と言われていますが、これより高すぎるレベルで電波を受信していてもうまく映像は表示されません。おおよそ60以上の数値を超える時、「アンテナ信号が強すぎます」などのメッセージが表示されます。この場合にはアンテナ、ブースターの調整や見直し、減衰器の取り付けが必要となります。

テレビ本体が故障している

テレビが壊れる前に、電源が入りづらくなる、画面や音声が乱れる、焦げ付いたにおいがする、ということが起きるのはよくあります。テレビが映らなくなる前にこんな前兆はありませんでしたか?
テレビを見ている途中で急に画面や音声が乱れる場合や、画面上に線が横に入る場合は、液晶パネルやテレビのスピーカーが原因かもしれません。こんなことがあった場合、電波の改善も考えながら、早めに修理の依頼をしましょう。音声の乱れは近くに置いてあるものが影響して引き起こす場合もあります。
焦げ付いたにおいがする場合は非常に危険ですので、すぐに使用をやめてコンセントを抜いておきましょう。熱を持つと火災に繋がる恐れがあります。

周辺環境の変化で電波障害が起きている

近くに高層ビルや背の高い建物ができた場合、目的波に対して遅延波が建物の壁などに反射して、増幅する場合があります。
新しい放送局ができた時も、射撃の的のような同心円状に位置していると互いに影響しあい電波障害が起こることがあります。どちらか片方の放送局にアンテナを向けることで、片方しか受信しないようにすることができます。
いずれも目的の電波の受信がスムーズにいかず、受信レベルには影響がなくてもテレビの視聴に影響する可能性があるのです。

テレビが映らない原因の調べ方

もしテレビが映らない事態に陥ったら、以下の項目を順番に確認してみてください。

  • UHFアンテナが地デジ対応しているか。
  • テレビとアンテナと接続は正しいか。
  • 見たいチャンネルが住んでいる地域で受信可能か。
  • テレビとアンテナの間に他の機器が間違って接続されていないか。
  • テレビ本体の設定地域と住んでいる地域が合致しているか。
  • アンテナレベルが少なくとも「45」まで数値が出ているか。
  • アンテナの向きやテレビの配線に問題はないか。
  • 減衰器(アッテネータ)設定は環境に対して適しているか。

減衰器とは

使用する機器にとって電気信号を適切なレベルに減らすことができる装置のことです。
電気信号の単位はデシベル(dB)を使います。減衰器に対して増幅器(ブースター)もあり、これは適切な信号レベルまで増幅できる装置です。減衰器をテレビに使用した場合、テレビ視聴に必要な電波を適切な信号レベルまで減らしてテレビを視聴可能にしてくれます。

確認しても原因が分からない場合、自分で考え込んでしまうより、信頼できる業者に一度見てもらうのがいちばん良いでしょう。